選ばれし者達(21)
「ねぇ、それでおばあちゃんの《輝ける者達》《愛の民》って何?」
愛子が尋ねた。
「私の《輝ける者達》と言うのは、力が元々強くて他から輝いて見えるから、そう言われているの、《愛の民》と言うのは、恋愛を操るのが主な目的で他人の恋愛感情を自由に操れる力があるわ。ただあまりにも力が及ぼす影響が大きいから、いつも監視をされているの。その監視をするのが、ここにいる香織ちゃんの《探りし者達》がそう。ここからは香織ちゃんに説明して貰った方がいいわね。」
ミツは香織に後の説明を託した。
「わかったわ。私の《探りし者達》と言うのは前に話したけと、民になる人を見つけるのが1つ。後はお祖母さまが話した、民の監視役もそう。後は、今回お祖母さまから承諾を貰った育てる事もするわ。他にも頼まれた事を手伝う事もあるわ。」
香織は今までとは違い力強く説明をした。
「凄いんだね。」
愛子は関心して言った。
「ねぇ、従姉妹の光の所は《千里眼の民》って人が来たみたいだけど、香織の《闇蜘蛛の民》とはどう違うの?」
続いて愛子は質問をした。
「私も《千里眼の民》については詳しくは知らないけど《千里眼の民》は遠くから監視とか出来る民よ。透視とかも出来るみたい。私の《闇蜘蛛の民》は人海戦術かな?大勢の民に協力して貰って探しているの、草の民も使うわ。大勢の情報網を使って動いているの。まるで蜘蛛の巣みたいでしょ?でも表に出ない様に裏で動いているのだから《闇蜘蛛の民》って言われているわ。」
「ねぇ、香織も大勢の人を使っているの?」
「えぇ、同じ《闇蜘蛛の民》の人の下で動いている草の民とか入れると10人以上は動かしているわよ。」
「凄い!ねぇ香織って偉いの?」
愛子は真面目な顔をして聞いた。
「うーん。偉いと言えば偉いのかな?一様、民としての候補の判断権もあるし、民を育てる事も許されているしね。もし、愛子があまり伸びなかったら私がコキ使ってあげるから安心してね。」
香織は笑いながら言った。
「そういえば、おばあちゃん、光も継承者になるの?」
香織は心配になって聞いてみた。
「そうね。まだ考えているんだけど、多分合格にすると思うよ。一度光に会ってから決めるつもりよ。」
「そうなんだ。安心した。」
ミツの答えに愛子は笑顔で答えた。
「ねぇ、香織。民って能力によってランクとかあるの?」
愛子が香織に聞いた。
「うんあるよ。《目覚めし者達》と言われる《草の民》は一番下かな?他にも民は沢山あるみたいなんだけど、お互いの存在はなかなか分からないから、あんまり良く互いにはわからないんだよね。ただ、お祖母さまの《輝ける者達》とか、私の《探りし者達》なんかはかなり上の方だよ。それだけ求められる力が強くないと出来ない事が多いから…でも逆にそれだけ役目も大変な事もそうだし、人数も少ないし、民として動けるまでの訓練も大変だけど…」
香織が説明をした。
「そうなんだ。凄いんだね。」
愛子は関心をしていた。「ねぇ、私も《輝ける者達》になれるかなぁ?」
「心配しなくて平気だよ。私がしっかり教えてあげるし、ここまでかなりのハイペースで出来る様になったから、見込みはあるよ。」
「良かった。香織にコキ使われるのなんて嫌だもん。」
愛子は笑いながら言った。
「質問はこれくらいでいいかな?」
ミツが割り込んで言った。
「そうね。また何かあれば、香織に聞くね。」
愛子はこう言い質問を終わりにする事にした。
「じゃあ、私そろそろ帰るね。愛子、明日から可愛がってあげるから、覚悟してね。」
笑いながら言って香織は帰って言った。
